愛知県知多市にて心療内科・精神科・児童精神科を診療する「新舞子メンタルクリニック」についてご案内します。

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内観療法体験記

2020.夏
50代 女性

3年と少しの間、月1回の内観で、全然深いところまでいっていないとは思いますが、心のよりどころになっていました。

寝ているかゲームをしているかの息子、内観を途中でやめてしまった息子。「僕が行かないんなら、意味ないんじゃない?」と言う息子に、私は続けるんだ!見てろ!”という想いで会社を早退し、一旦家に戻り、(寝ているかゲームをしているかの息子に)背中を見せて内観に通っていました。

この数年(息子が中1で不登校になって7、8年)、人との関わり方に疑問を持ったり、感謝だったりを考えました。

内観を通して、自分自身いろんな人に生かされているし(本当は息子にももう少し実感して欲しかった)、同時に人にも影響を与えていると感じました。

内観を始めてからは、両親への感謝の気持ちと、両親も当時は余裕がなかったんだろうなということに気付きました。親孝行できていない自分は、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

息子が不登校になり、「親がそうだから」と非難され、自分に自信がありませんでした。でも、ここ数年自分は内観や仕事などものすごく頑張ってきましたし、理不尽なこともはね返してきたと思っていますので、自分を誉めたいと思います。

ありがとうございました。

*この体験記につきましては、ご本人の許可を頂いて掲載しております。

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